AOS Tokyo  - APOSTLESHIP OF THE SEA TOKYO



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寒中お見舞い申し上げます。
皆様良い新年をお迎えでしょうか。
今年もAOS東京の活動に御理解と御協力をお願いします。

さて年末年始の話題がかぶってしまいますが、まずは年末のトピックスから。

昨年も毎年恒例のクリスマスプレゼントを船員に届けました。
まず、プレゼント用に手作りしていただいたたくさんの方々に感謝を述べさせてください。
ありがとうございました。
手編みの帽子やメッセージカードなどたくさんのプレゼントを持って港を訪れることができました。
サンタさん、とまではいかないもの寒風の中の東京港で大きな喜びを船員と分かち合えました。
幾つか写真を取りましたので、ご紹介します。




さて、年明けです。
年明けでも東京港は稼働しています。
年始は忙しく正月明けの3日からは港はラッシュ状態です。
たくさんの来航する船の中で、今日は特別な訪問になりました。

船員のご両親から息子さんを心配して船へ訪問してほしいという依頼です。
船員の両親から船へ訪ねてほしいという提案、実は最近増えているんです。
子を思う親の心は万国共通なのかもしれません。早速訪問しました。

その船員はドイツの方でまだ20代そこそこの青年でした。
ご両親の心配を懸念して、心持ち厳しい感情があるのかと不安でしたが本人は至って元気でした。
色々と聞いてみると彼はいま三等航海士として頑張っているそうです。

三等航海士は上級の航海士のもと航路を効率よく運行するためのさまざまな業務をこなします。
設備の保守や点検なども行うので、船ではかなり忙しい職責です。
それでも笑顔を絶やさず色々話してくれ船での出来事を語ってくれました。
その中で、なんとこの船は10カ国の国籍を抱える大所帯な船で、船内はとても国際色豊かな雰囲気だそうです。

話が盛り上がる中、とても嬉しいサプライズがありました。
彼からのクリスマスプレゼントとのことで、ご自身で作ったロープワークを頂きました。

早速額に入れて事務所に飾りました!
とても幾何学模様が不思議で数学的な美しさを持った技術の芸術ですね。

船員のみならず、家族も遠い異国の地で、船という危険な環境の職場のなか息子はどうしているかと心配なのでしょう。
数ヶ月は家族や親しい人と会えない寂しさは船員だけでなく家族もまた同じ思いなんですね。
AOS東京はそんなメンタルケアも今後の活動に活かし何ができるのか模索しています。

もう一つ、こぼれ話です。
これなんでしょう?
船の係留ロープにぶら下がっています。蹄鉄にも見えますね。
これ、ラットガードと言います。
名前の通りラットから船をガードするためのネズミ返しです。
船はたくさんの荷物と人を運ぶために当然食料も満載しています。
そこを目指してネズミが襲来するわけです。
普段、接岸中の船と岸壁とはこの係留ロープだけがつながっています。
ネズミはロープを伝って船に入るのですが、このラットガードがあればネズミは侵入できません。
このラットガード、船の備品としてもあるのですがよく落ちるので代替品が使われることもあります。
目に止まったのが、サンミゲル(フィリピンビール)の缶を利用して、風鈴のように沢山付けているのもありました。
ここもまた国際色が反映される楽しい風景でした。

今年の年末年始はとても穏やかで和やかに終わり、始まりました。
AOS東京は今年も船員の皆さんが健康で有意義な毎日でありますようお祈りしています。

もし、AOSの活動に興味を持たれましたら、ボランティアや寄付をしてみませんか?
船を訪ねてみたいという気軽な気持ちで参加してみると面白い体験ができます。
どの船も快く迎えてくれますし、AOSスタッフがサポートしますので安心して参加できます。

まずは、こちらをご一読ください ボランティア募集

 

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